コラム 『白ヒゲの言いたい放題』

No.28 「東京オリンピック・パラリンピックは再延期か中止に」
      "ゴーツーコロナ"から"カムツーコロナ"も?

COVID-19の我が国の第3波も国民の自粛、特に飲食業界の苦汁により減弱しつつある。しかし大都会の密は引き続き解消されず、リモートワークもそれ程は進まず高止まり、第4波、第X波の温床として燻り続けるのだろう。そこに最も油を注ぎそうなのが東京オリンピック・パラリンピックである。
アスリートファーストなら真夏にマラソンなどやる筈がない。米国3大放送網のイベントであるのは誰の目にも明白である。無観客が最も有り得る選択肢らしいが、選手が種々の変異ウイルスを持ち込む危険が考えられる。
また昨年の野球のメジャーリーグでは、有力選手が家族の幼い子供のために欠場したりした。アメリカの来ない野球やバスケットボール、ブラジルの来ないサッカーなどに金メダルの意味は? ロシア(国としてはドーピングで個人として)、南北朝鮮や中国は五輪貴族を目指してメダルを取りに勇んで来日するだろう。
中止はオリンピックを目標にして来た選手や関係者には本当に悪夢と思うけれど、総合的・・・俯瞰的・・・に判断すれば、やはりカムツーコロナ、ウエルカムコロナになる可能性が多い。ゴーツーがコロナを拡散させたのは西浦京大教授のデータで実証済である。人の移動がウイルスの蔓延の主因であるのは疑いようがない。五輪は国内・国外の人の移動なしでは行えない。島根県の丸山達也知事が聖火ランナーを走らせないと言ったのは、大本営的国家主義五輪に待ったを掛ける勇気ある発言である。メディアは五輪様々で、商業五輪を止めたくないのだろう。良識ある声が五輪とコロナパンデミックを止める唯一の方法だろう。先の敗戦も新聞や国民は多分負けると思いながら、ダラダラと闘い続けた。今度もそうするのだろうか?
大日本帝国の崩壊は、陸軍の馬鹿、海軍の阿呆、国会のボンクラ、官僚の間抜け、新聞の腰抜けという。今回はJOCと東京都が前2つ、後ろは新聞をメディアに置き換え、あとの2つは同じ感じ。最後に可哀想なのは、いずれも飼い馴らされた国民であるのは変わらない。
小生はドン・キホーテ的に、その風と風車に逆らっている。週刊社会保障「ひろば」や日本医事新報「識者の眼」などに拙文を出し、主張し続けている。仲間が増えるのを待望している。
今もコロナ患者に寄り添う医療者達を守るために!!

 

 

 

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