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兵庫県知事不祥事に思う

コラム
2024.12.23

今夕、兵庫県政史初の知事不信任決議案が86人の県会議員全員の賛成で可決された。

初代伊藤博文以来53代でのちじ恥事である。

廃藩置県や開国開港で兵庫県知事が重要視され、陸奥宗光や有能な方が多く、小生が赤穂に居た間は坂井、貝原、井戸と自治省・総務省の官僚出身者で安定した県政で阪神・淡路大震災からの創造的復興も成し遂げたのは周知の通りである。

久我美子さんのルーツ?久我男爵も2代目に、今回の不信任案には斎藤氏を推した維新や自民党の3割位の県議の方々も全員賛成した。

やはり一言「不明だった」と発言すべきと思っていたが誰方も言わなかった。

これもまた全員で支援の県選出の自民党国会議員の中に早くから辞任を求める方が居たのには少し救われた。

赤穂には三水会という第三水曜日の昼食時に官公庁トップが食事を取りながら持ち廻りで短い講演をしたり、各分野の現況やトピックを話し合い、情報交換をするという会があり西播磨県民局長もメンバーの一員であった。

小生は20年近く前に退任したので、亡くなられた局長との面識はないが、真面目な方との評である、公益通報で守るべきだったとの声が多い。

「隣の芝生は青い」の例えの如く、大阪維新へのポピュリズムに走った有権者やマスコミはもっともっと反省すべきというのが今回の教訓である、掌返しは最も恥ずべき事である。

いつも取材源忖度、売らんかなのマスメディアばかりでは失われた30年は100年続くかもと思う、今日今の頃である。

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